2006 11,04 00:46 |
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昨日は文化の日と言う事で、各地でいろいろな行事がありましたが、私は、春日大社の舞楽演奏会に行って来ました。場所は春日大社神苑です。池の上にある舞台で行われます。
正直、舞楽って苦手でした。日本独特の音階って、すごく暗い感じがしますし、踊りも地味ですし。でも、そんな風に思っていたのが、恥ずかしいです。 生演奏はとても綺麗な音色で心にしみるような感じでした。そして、舞いは衣装の素晴らしさもあるのですが、動きがとても優雅で見惚れてしまいました。手足の動きがすごく綺麗で、ゆっくりな中にも力強さがあったり、静と動のメリハリがありました。 ほとんど初見の私ですが、本当に日本の伝統芸の素晴らしさを感じました。1時半から4時までたっぷりと舞楽を楽しむ事が出来ました。 解説の方の受け売りですが、左舞と右舞があって、左舞は赤い衣装で、中国の舞楽で、右舞は青い衣装で、朝鮮の舞楽だそうです。詳しい事はこれからまたボチボチ覚えて行こうと思います。 最後に昨日の奈良公園の様子の写真を載せておきます。 がんさんのブログ「舞楽演奏会(管絃の部)」にTBします。 「舞楽演奏会(舞楽の部)」にもTBします。 管絃の部 南都楽所の皆さんです。 縦笛、横笛、鼓、琴、びわなどによる演奏です。 振鉾(えんぶ) 赤いのが左方舞人、緑が右方舞人 (上)打毬楽(たぎゅうらく)左舞 (下)白濱(ほうひん)右舞 蘭陵王(らんりょうおう)左舞 とても勇ましい踊りでした! 東大寺前の交差点は綺麗な紅葉です。 毎年ここは奈良公園の中でも一番早い紅葉ですね。 国立博物館前 凄い人でした。私はまだ正倉院展に行けてません。 PR |
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コメント |
私は正直舞楽というのは苦手です、といいますか生で演奏を聴いた事がないのです。
テレビでちょっと聞いた位ですので苦手だと語るのもおかしいですが。 日本古来の音楽ですので、かたちゃんの様に生で聞く機会があったら 単調で地味だという自分の先入観が崩れるかもしれません。 紅葉は山で見かける事が多いですが、こういう交差点を彩る(笑)紅葉っていうのもいいですね(^^♪ 【2006/11/0417:49】||晴香#9859db6f6d[ 編集する? ]
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そうですね。確かにテレビとかでちょっと見たり聴いたりするだけだとあまり興味は湧かないかもしれませんね。実際私もそうでしたので。
やはり、生演奏は素晴らしいです。笛だけだと単調かも知れませんが、お琴やびわや鼓なんかの音が入りますので、とても素敵な音楽になります。神苑の中ですので、別世界のような感じがしました。 踊りもとても上品で優雅で、手足がピンと伸びてて、背筋もシャキッとしてて、踊りの基本はモダンダンスもラテンダンスも日本の踊りも皆同じだなあと思いました。特に最後のお面を付けた踊りはとても迫力があって、勇ましい踊りで見惚れてしまいました。とても体力がいるだろうなあと思います。炎天下でしたので。 |
ホントにすぐ傍にいたんですね。
私も舞楽は初めてでしたが、素晴らしかったですね。 観客も多くて盛況でした。 あれで通常料金のままというのは何か申し訳無いような…。 ちゃんと十月桜やツリガネニンジンも見ました。 しかし、正倉院展はキチガイ沙汰ですね。 私はもう2度、諦めて帰りました。 |
さすがに生は迫力がありますね。奈良に住んでると日本の伝統芸に触れる機会が多いので、見ないと損なような気がします。これからも迷わず、積極的に見に行こうと思います。
十月桜もツリガネニンジンもご覧になられたんですね。特にツリガネニンジンはお好きだとおっしゃっていたので、ご覧になられて良かったですね。 正倉院展、毎年凄いですが、今年は異常ですね。12日までに見られると良いですね。 |
3日の日は、天気もよく1500人近くの人に楽しんで頂けました。受付にいると、なかなか生で見ることはありません。かたちゃんの写真で様子が、よく分かりました。
今年は、長い曲ばかりでしたので、4時近くまで、堪能して頂けました。通年は、3時半前後で終了します。 蛇足ですが、正倉院展は3日は2~3時間待ちだったそうです。 もし行けるようでしたら平日の9時か終了1時間前が狙い目だそうです。 |
1時半開始でしたので、1時過ぎに到着したのですが、もうすでに席は満席でした。正直あんなにたくさんの方が来られるとは思っていませんでした。甘かったです。ずっと立ちっぱなしでした。1500人も来られたんですね。でも、ししょうさんがきっかけでこの舞楽を見る事が出来たようなものです。感謝致します。
すごい人でしたので、受付におられたのは、気付きませんでしたが、大変でしたね。お疲れ様でした。こちらは、本当に堪能させて頂きました。 正倉院展の情報ありがとうございます。今日、夕方にやっと見る事が出来ました。明日レポする予定です。 |
こういう芸能はどういう風に伝えられて来たのでしょうか、学校みたいのがあるのでしょうか
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そうですねえ。どんな風にして伝えられたんでしょうね。考えた事もなかったです。これからはそういう事にも関心を持ちたいですね。ちゃんとしたお答えが出来なくて申し訳ないです。
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春日では神職の教養の一つとして和楽器と舞楽を勉強されています。今では、職員で興味のある人も狂言や舞楽を練習しています。
春日には、南都楽所という専属の演奏や舞をする集団があります。(皇室にもそういう集団がありすね。東儀秀樹さんはそちらのご出身です。) 南都楽所は小学生からベテランまで奈良市内(もちいどの商店街の中)大宿所という春日大社所有の建物の中で週1回練習されています。見学もできると思います。 大宿所では、おん祭りのときには行列の衣装の展示もされています。 雅楽等に興味を示される若い人も増えてきて天理大学にはレベルの高い雅楽サ-クルがあり定期演奏会もされています。 何百年もの間変わることなく伝わっていく伝統芸能はやっぱり凄いです。はじめは分からなくても、じわ~と心に染みてきます。 |
詳しくて分かりやすいご説明をありがとうございました。とても勉強になりました。
そう言う事を知るとますます、奈良と言うか、春日大社ってすごい所だなあと改めて思いました。 もっともっと日本の伝統や日本の歴史を学び、そして、誇りに思い、伝えられる物は伝えて行くべきだと実感しました。 |
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