2007 06,17 00:00 |
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6/13(水) 次女と一緒に宇治植物園の蛍観賞に行って来ました。
がんさんの蛍ナイターの記事です。 去年宇治植物園の蛍の群生があまりにもすごかったので、 今年は絶対に次女に見せてあげようと思い、 大学の授業が終わって、バイトのない日に一緒に行きました。 去年も書きましたように、懐中電灯、携帯電話、デジカメの使用が 一切禁止されていますので、 画像も動画も全くありませんので、ご了承下さい。 文章だけで、その夜の様子をお伝えしたいと思います。 去年来てるだけあって、ベストポイントを知っていますので、 そこに行きました。と言ってもそんなに広くないので、 見る場所はほとんど限られてるんですけどね。 7時半頃行くと運良くまだほとんど人はいなくて、 ロープで張られてる場所の真ん前に座れました。 8時を過ぎて、真っ暗になった頃、小川の滝つぼの付近に 無数の蛍が現れました。満天の星空の様です。 と言っても、私はあまりそういう空は見てませんので、 頭に浮かんだのは、クリスマスイルミネーションでした。 でも、これは電灯ではなく、紛れもなく自然の生き物の灯りなのです。 次女も何度も「感動的やなあ」って言ってました。 そして、奇跡が起きました。 生物好きは生物にも分かるのでしょうね。 蛍が私達の方に飛んで来て、す~っと次女の手に止まったのです。 次女は前から蛍を手のひらに乗せてみたいと言ってたのです。 でも、ここは、触れる事も捕まえる事も一切禁止です。 ところが、蛍の方から飛んで来てくれたんですから、問題ありません。 しばらく止まっていましたが、すぐにまた水の方に飛んで行きました。 20歳にして、初めて蛍に触れてきっと感動した事でしょう。 帰る時、何度も良かったなあと言ってくれましたし、 翌朝もまた「昨日、蛍見れて良かったなあ。」と言ってくれました。 この後は、あるお母さんと娘さんの愛情物語です。(うちの母娘じゃないです。) 興味のある方のみご覧下さい。 緑色の「つづきはこちら」をクリックして下さい。 ここからが続きです。
そして、帰ろうとした時、思わぬ光景を目にしました。 私位の年代のお母さんがうちの娘と同じ位の娘さんと2人で 来られていたようです。 お母さんが、娘さんに「ここにいるよ。見える?」と聞くと 娘さんは「見えへん。」と言ってます。 するとお母さんは、ロープを乗り越えて、足場の悪い岩の上へ 行って、蛍を必死で捕ろうとしています。 私が危ないなあと思いながら、その様子を見てましたら、 そのお母さんが、「この子に見せたいんで。」と私に言うのです。 良く見るとそのお嬢さんは白い杖を持っておられました。 少し目が不自由なようです。 それで、「じゃあ、うちの子に取らせましょう。」 と言って、次女に取らせようとしたんですが、 やはり、なかなか上手く捕まりません。 そのうち、係の人が来られて、「捕ったら駄目ですよ。」って、 私達、注意されちゃいました。 でも、そのお母さんと私は、めげずにこの子に見せたいんですって、 訴えたら、係のおじさん、さすがプロです。 紙ですっとすくう様に、飛んでる蛍を捕まえ、その娘さんの手のひらに 乗せたのです。 そしたら、娘さん、「あ、見えた!今、光ってる!」と言ったのです。 もちろん、お母さんも大喜びですし、私も嬉しかったです。 「良かったねえ。いい思い出になったねえ。」ってお嬢さんに言ったら、 何度も「ありがとうございました。」って、言ってくれました。 ついでにお母さんに「気持ちは分かりますが、あんまり危ない事は されない方が良いですよ。」と言っておきました。 だって、あそこで、滝つぼに落ちたら、大変ですものね。 見えない娘さんの為に必死になって蛍を見せようとしてるお母さん、 そして、それを間近で見れて喜んでる娘さん、 とても感動的なシーンに遭遇出来ました。 この日はいくつもの感動を得る事が出来ました。 PR |
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コメント |
そのお母さんの気持ちは分かりますが、危ないので複雑ですね…。
しかし、係りの方の計らいが粋ですね。 普通は「危ないからダメ!」てお仕舞いかな。 実は私も昨日行って来ました。 とても大勢の人でしたが、ちゃんとホタルの乱舞が見られて母も喜んでおりました。 あそこのホタルは他所で養殖したものを放しているのではなくて、あそこで生まれ育ったものなんでしょうね。 越して来て初めて、ホタルを見るのは3年振りだったので私も嬉しかったです。 |
宇治植物園に行かれて、蛍観賞されたんですね。
良かったですねえ。 お母様もお喜びになられてたそうで、私も嬉しいです。 連れて行った者としては、無事に見れるとほっとしますよね。 頂いた説明書には、「ここで卵を産み、来年、幼虫がここで育ちます。」 と書いてありますので、植物園の方達が頑張って 管理して下さってるんでしょうね。 この日は、蛍の感動、人の感動といろいろと経験させてもらいました。 |
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