2006 09,24 00:13 |
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薬師寺①の続きです。先に①をご覧下さい。
東塔、西塔、金堂などのある白鳳伽藍(はくほうがらん)を拝観した後は、いよいよ玄奘三蔵院伽藍(げんじょうさんぞういんがらん)です。以前、蓮を見に来た時は、こちらは非公開でしたので、門だけを拝見しました。 今回は中を拝見します。まず玄奘塔です。こちらの中には玄奘三蔵像が祀られていました。そして、回廊を通って大唐西域壁画殿(だいとうさいいきへきがでん)です。ここには、平山郁夫画伯が30年の歳月をかけて完成した玄奘三蔵求法の精神を描いた壁画が祀られています。 何とも壮大なスケールの壁画でした。この壁画は2001年1月1日に公開されました。実はこの壁画は当時の高田好胤管主に献納すると言う事で制作されたのですが、完成を前に高田管主は亡くなられたそうです。さすがにこのお話をお寺の方からお聞きしてる時は、娘も真剣に聞いていました。公開当時NHKで生中継された時の裏話なんかもお話して下さいました。 壁画の最後の一枚には、三蔵法師が小さく描かれています。説明を聞かなかったら、見逃す所でした。ここで、娘が質問。「あれ?一人しかいませんね。」娘は4人で旅したと思っていたようです。ここで、西遊記のお話もして下さいました。ああ、この子をここに連れて来て良かったと思いました。娘も旅の大変さとか玄奘三蔵の偉業を聞いて、感動していました。 玄奘三蔵院を出た所に白い萩の根元に真っ赤な彼岸花が咲いていました。紅白のコンビネーションが良かったです。また、境内やその周辺には、いろんな花が咲いていました。夏水仙、玉簾、紫苑、ニラの花、桔梗、ムクゲ、酔芙蓉も咲いていましたので、その一部の写真を掲載します。 彼岸花がなかなか見つからず、娘が広い境内を一生懸命探してくれました。何だかんだと言ってもいろいろと協力してくれて助かりました。 玄奘三蔵院の礼門 玄奘塔 玄奘三蔵院伽藍から望んだ東塔 白い萩の根元に真っ赤な彼岸花が咲いています。 (上)夏水仙 (下)玉簾 (上)紫苑 (下)ニラの花 PR |
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コメント |
私は今日、唐招提寺にお参りして来ました。
やはり、赤と白の萩が綺麗でしたね。 紫式部も彼岸花も。 杜若の残り花もありました。 玄奘三蔵院、昨年は伽藍に足を踏み入れてすぐ右奥辺りに綺麗な彼岸花があった記憶があります。 平山画伯の壁画も何度か拝見しましたが、何度見ても迫力ありますよね。 もう解説の人の台詞もほぼ覚えてしまいました。 |
今日はお家で休息されてるのかと思っておりましたが、唐招提寺に行かれたんですね。あちらも萩が綺麗だったんですね。
薬師寺はがんさんのお好きなお寺の一つでしたよね。当然、壁画の事は良くご存知ですよね。私は初めて拝見しましたが、想像以上に素晴らしいので驚きました。あの解説は絶対に必要ですね。聞かないと見ただけでは分からない事が一杯ありました。 |
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