2008 02,17 00:00 |
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修禅寺近くのおそば屋さんの「禅寺そば」1,260円 修禅寺の山門 修禅寺の本堂 本堂の左側に紅梅、右側に白梅が咲いていました。 良く見かける手洗い場の龍ですが、口からは温泉が出ていました。 修善寺梅林 竹林を借景にした白梅 紅梅のトンネル 残雪の白色が紅梅のピンクを引き立てています。 紅梅と白梅の競演 とりあえず紅白でめでたいなあ。 遊歩道で見かけたメジロ ぷっくりして可愛い 修善寺梅林では子供のメジロが5、6羽かたまっていました。 お話は前後しますが、2/12(火)奈良を出発し、 京都から新幹線ひかりで三島まで行きました。 やはり天気予報の通り、雨が降っていました。 駅前の観光案内所に寄りましたら、 「昨日は一日中、富士山が見えたんですけどねえ。」 何かそんな風に言われると余計悲しくなります。 伊豆箱根鉄道駿豆線で、修善寺駅へ。 そこから路線バスで修善寺温泉のバス停まで行きました。 雨の平日と言う事で、バスは私達二人きりでした。 珍しく事前にガイドブックで昼食をとるお店を決めていたら、 火曜日定休。とりあえず、適当にお店を見つけて入ると お客さんが一杯。辺りはしーんとしてたのに、ちょっとびっくりです。 「禅寺そば」と言うのを注文したら、自分でゴマをすったり、 わさびをすって食べると言う変わった趣向で、楽しかったです。 おそばもセイロそばとトロロそばの2種類あって美味しかったです。 一番嬉しかったのは、わさびが持ち帰り出来ると言う事。 ちゃんとビニール袋も用意されていました。 この辺はわさびが名産らしいです。 お店から10分程歩いたら、修禅寺です。 地名は「修善寺」ですが、お寺は「修禅寺」なんですね。 とても綺麗な落ち着いたお寺だと主人は気に入っていました。 紅梅、白梅が咲き、ロウバイも咲いていて、雨がしとしと降る中、 静かな境内で、ゆっくりとした時間が過ぎて行きました。 私はと言うと、もう頭の中は富士山の事ばかりです。 修禅寺から今度は遊歩道を20分程歩いて修善寺梅林へ向かいます。 遊歩道とは言え、山道で上りで、結構きつかったです。 そんな中、メジロが1羽いて、ちょっと心が安らぎました。 やっと梅林に着いた時は、息が切れてました。 全体的には、五分咲き位でしょうか。 雨でがっかりしてる私とは裏腹に、主人は雨の梅林もなかなか良いと ご機嫌でした。 観光客は結構いましたね。団体さんでしたが。 雨が上がって、諦めの悪い私は富士山が見えないか、展望台まで 登ったのですが、やはり見えませんでした。 でも、ここでもメジロがいて、心が和みました。 とっても小さい子供のメジロがかたまって行動してたのが、 とても可愛かったです。 ここから、宿泊する「ラ・フォーレ修善寺」までタクシーで行きました。 タクシーの運転手さんのお話です。 「今日はあいにくの雨ですねえ。富士山が見えませんねえ。 あの梅林から綺麗に見えるんですよお。 どこから来られたんですか?奈良ですか。 今日で奈良の人は4組目ですよ。」 この運転手さん、名古屋出身なんだそうですが、 富士山の美しさに魅せられて、それ以来、ずっとこの修善寺で タクシーの仕事をされてるそうです。 ですから、富士山について詳しくて、いろんなお話して下さいました。 「この近くに達磨山と言うのがあって、 そこが日本一富士山が綺麗と言われている所なんですよ。 昔あるお客さんにどうしても見てもらいたくて、 達磨山まで行ったんですが、何せ、片道3000円、往復6000円、 お客さんも信じてなくて、本当に綺麗なんですか、 と不安そうに言うので、もし、富士山を見て、綺麗と思わなかったら、 タクシー代は要りませんと言ったんですよ。 そのお客さん達は、皆絶対に綺麗って言わないぞ!と言ってました。 そして、到着したら、一瞬、皆言葉が出なかったんですよ。 本当に感動すると人は声にならないみたいですよ。 そして、しばらくして、皆口々に綺麗、綺麗の連発で、 もちろん、タクシー代はちゃんと払ってくれました。」 例によって、主人は黙って聞いているだけで、 私が一人で運転手さんの相手をしてました。 そして、降りる間際に「奥さんは明るい人ですねえ。 ご主人は幸せでしょう。喧嘩なんて、全然しないでしょう。」 と仰ってました。 そして、最後に「奥さんの為に、明日絶対に晴れて、 富士山が見えるように祈っておきますよ。」と言って下さいました。 主人はこんな嫁で本当に幸せと思ってくれてるんでしょうか。 でも、何かうれしくて、運転手さんに「お釣は要りません。」 なんて、言ってしまいました。単純な私です。 さて、「何故に修善寺と箱根?」この答えです。 先日、ラフォーレ琵琶湖で食事した時、 ラフォーレ修善寺の紹介のパンフがあったんです。 梅林と富士山の2ショット写真がそこに載っていました。 もうそれを見て、即決です!この景色を見たい! それで、主人がすぐに旅行を計画してくれたんです。 箱根に関しては当初考えてなかったんですが、 もし修善寺が雨だったら、富士山が見えないので、 保険で二日目に箱根を入れて富士山を見る計画を立てたようです。 まさに主人の予想通り、初日雨で、二日目が晴れたと言う訳です。 パンフレットの写真です。 PR |
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コメント |
いい運転手さんに出会えて本当に素敵な旅としての思い出が出来ましたね。
その運転手さんは観光客に綺麗な富士山を見てもらいたい、そして いい思い出を作って帰ってもらいたいという一心で仰ったんでしょう。 いつもかたちゃん一家のお話を伺っていて皆さんとっても仲がよくて 明るくてご主人は幸せだろうなあと思ってました。 それがタクシーの運転手さんにも伝わったんですよ、きっと。 梅の花を見るとその部分だけとっても暖かくなりますね。 梅に止まっているメジロもぷっくりしていて可愛いです。子メジロも可愛かったでしょうね。 パンフレットの写真がかたちゃんを惹きつけたんですね。 その思いを受けて旅行を計画して下さったご主人の優しさを感じました。 【2008/02/1709:55】||晴香#9859db6fd9[ 編集する? ]
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修善寺には梅林があるんですよね。
私もこの時期に行ったことがあります。 あと、わさびは伊豆の名産。 清らかな水が流れるわさび田も見たことがあります。 お蕎麦も美味しそうですね。 昨日、メジロを撮り損ねました…。 ちょこまか動き回って撮り難いですが、よく撮れましたね。 私も絶対撮ってやる! |
きっかけとなった梅林と富士山の2ショットは見る事は出来ませんでしたが、
結果的には、美しい富士山も見れましたし、長閑な修善寺も味わえましたし、 とても良い旅だったと思います。 特に修善寺は箱根と違って、人も少なく、お寺も梅林も落ち着いて、 雨の中をゆったりと出来ました。 タクシーの運転手さんは今日ご紹介した方は特に素敵な方でしたが、 翌日乗った運転手さんもとても感じが良くて、 この辺の方の人柄の良さを実感しました。 正直、奈良の運転手さんはがっかりさせられる事が多いですね。 旅の良し悪しは人との出会いにもよりますよね。 とても心の温かい土地柄だったように思います。 メジロは、また京都奈良で梅のある場所で見れるかなあと楽しみにしています。 |
残念ながら、パンフレットのような梅林と富士山の2ショットは
見る事は出来ませんでしたが、 ちょっと山の上にある見晴らしの良い素敵な梅林でしたね。 お寺の付近もすごく長閑な温泉街と言う感じで、静かな落ち着いた所でした。 たまたま入ったお店でしたが、お蕎麦がとても美味しかったですし、 わさびがすりおろせるようになってたのはすごく嬉しかったです。 そう言えば、あちこちにわさび直売とか言う看板がありましたね。 メジロは、たまたま大人しいメジロだったんですよね。 私達を無視して、必死で蜜を吸っていました。 それでも、場所を移動するので、結構大変でした。 連写でパシャパシャ撮って、やっと1枚か2枚ですね、ピントが合ったのは。 |
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