空木と書いてウツギと読みます。


長居植物園の渓流沿いに咲いていたウツギ(ユキノシタ科)


初めて、法華寺で、フイリウツギ(斑入り空木)を拝見しました。
ピンクの可愛い花でした。でも、大きな立派な木で、
お寺の境内で瑞々しく咲いていましたので、そんなに
気にとまりませんでした。→★

ところが、霊山寺のバス停の道端と言うか、川沿いに咲いていた
ハコネウツギ(箱根空木)がとても哀愁があって、私の心にとまったんです。
このハコネウツギは蕾が白で咲くとピンクから赤に変わります。→★

調べましたら、ウツギって、一杯種類があるんですね。
見てみたいなあと思っていましたら、
長居植物園で見頃になってましたので、行く事にしたんです。

都会っ子の私は自然を知らずに育ちました。
両親もあまりそういう情緒的な教育は考えてなかったようです。
今、自然を一杯感じたいと思っています。
ですから、WEBの図鑑で見たお花を現実に見てみたいと言う
思いがすごく強いのです。

最初、バラがあまりにも凄かったので、うっかり忘れていたんです。
それで、川があったので、木陰に座って休憩したんです。
その後、涼しそうなので、ちょっと川沿いを歩いてみようと思って、
散策を始めたら、見つけたんです。

調べて面白いのは、同じウツギと名が付いていても
ユキノシタ科とスイカズラ科があるのです。

私は、この小さな可愛い花たちが川沿いで健気に咲いている姿に
しばし足を止めて見惚れていました。
周りの人は誰も気付かずに通り過ぎて行きましたが。
ちゃんと名札があったのが、とても有り難かったですね。
いろいろ見つけましたので、ご覧下さい。


サラサウツギ(更紗空木)　ユキノシタ科


サラサウツギの蕾


タニウツギ(谷空木)　スイカズラ科


バイカウツギ(梅花空木)　ユキノシタ科


ハコネウツギ(箱根空木)　スイカズラ科　咲き始めの白い花


ハコネウツギ　咲き終わりの赤い花