宇治市植物公園に行って来ました。
ここは去年蛍を見に行った所です。
その時の記事はこちらとこちらです。

JR奈良からみやこ路快速で宇治駅まではすぐです。
そこからはバスで7～8分位ですね。

入園料は500円ですので、公立の植物園としては
ちょっとお高めですが、ここはなかなかユニークな所です。

まず、花のタペストリーです。今は、今年の干支の猪です。
パンジーとか、おたふく南天とか、いろいろなお花で作られています。

そして、今「室町椿」が公開されています。
10年前、平等院の裏庭から室町時代の椿の種が見つかりました。
それを宇治植物園が栽培し、見事開花に成功したのです。
今年は例年より1ヶ月以上も早く開花したそうです。

室町時代の種がこの21世紀の現代に花を咲かせるなんてすごいですよね。
栽培技術もすごいですが、植物の生命力に驚かされます。
発掘作業で土器とかと共に見つかったそうですが、
土器を復元するだけでなく、種を育てるなんて夢がありますよね。

さて、春のゾーンへ行きますと、何と梅が咲いていたのです。
紅梅と白梅の両方がかなり咲いてました。
奈良公園より明らかにたくさん咲いていたので、びっくりしました。
そして、同じ場所に十月桜も咲いていました。
こちらはもう満開です。
今まで見た中では一番たくさん咲いていたように思います。

そして、梅と十月桜との競演が実現されたのです。

②へ続きます。


今年の干支の猪の花のタペストリーです。


室町椿公開中です。地植えではなく、鉢植えです。


これが室町椿の花です。


紅梅です。「ベニチドリ」と言う名札が付いていました。


白梅です。「シロカガ」と言う名札が付いていました。


十月桜は満開です。


梅と桜の競演です！


八重の水仙も咲いていました。