西明寺を出て、シャトルバスで百済寺(ひゃくさいじ)に行きました。忘れていましたが、西明寺の拝観料は500円でした。三重塔の特別拝観は1000円でしたが、拝観はしませんでした。

百済寺も拝観料500円です。参道が石畳の階段でとても素朴なお寺と言う感じでした。本堂の方と庭園の方と両方拝観出来るのですが、時間の関係で庭園のみの拝観となりました。庭園は池泉回遊式庭園です。道が狭いので、一列に並んで進むと言う感じで立ち止まる事も出来ず大変でした。でも、池の周りはとても素敵でした。山茶花が一杯咲いていました。大概池にはりっぱな錦鯉がいるんですが、ここは金魚のデカイやつがいて、そういう点でも素朴だなあと思いました。

午前中はとても天気が良く、西明寺では最高の写真が撮れたのですが、百済寺辺りから曇って来まして、本当はお庭の上の小高い山から琵琶湖や比叡山が望めるそうですが、全く見えませんでした。

さて、百済寺ですが、普通なら「くだらじ」と読む所ですが、「ひゃくさいじ」が正しいのです。この辺は公式HPに詳しく書いてありますが、朝鮮半島の百済から多くの人がこの地に渡って来たので、百済寺なのですが、現地の人は「くだら」とは呼ばず、「はくさい」と呼んでいたそうです。日本人だけが「くだら」と言ってるそうです。そんな関係で「ひゃくさいじ」と読むそうです。そして、このお寺はあの聖徳太子が創建されたのです。滋賀で最も古いお寺だそうです。

ここでちょっと余談ですが、とにかく、湖東三山は団体ツアーがすごいのです。ここに限った事ではありませんが、個人で来た者にとってはちょっと閉口する時もあるのですが、若い男性添乗員さんが、私達に2ショット写真を撮って下さると声をかけて下さったのです。私は、人に頼まれる事はあっても頼む事は絶対にありませんので、良く考えたら2ショット写真なんてありません。これはチャンスだと思ったのですが、主人が断ったのです。理由は分かりませんが。そこで私が「せっかく言うてくれたはるねんから、撮ってもらったらええやんか」と言うとその添乗員さんが「めちゃくちゃ関西弁ですね」と笑っておられました。まあ、そんなこんなで、貴重な2ショット写真を撮ってもらいました。これもまた旅での出会いですよね。

※HP「本家！かたちゃん本舗」の去年の奈良公園の紅葉11/30と12/1分をアップしました。どうぞ紅葉のページからお入り下さい。


落ち着いた門です。


とても良い雰囲気の参道です。


池泉回遊式庭園です。


池の周りにピンクの山茶花が咲いていました。


庭園の上の山から眺めた景色です。