2006 11,08 10:27 |
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「つわぶき」と言う黄色い菊科の花があります。葉っぱがちょっとゼラニウムみたいなんですが。写真で見たら普通の菊と言う感じなんですが、この時期見れるお花は限られていますので、このつわぶきを見に京都の
圓徳院に行って来ました。 圓徳院は高台寺の塔頭で、秀吉の奥さんのねねが晩年を過ごした所です。JR奈良からみやこ路快速で東福寺で乗り換え、京阪四条から徒歩です。 平日でも東山界隈は人が一杯です。そして、若いカップルが圧倒的に多いです。圓徳院と高台寺の間の道は「ねねの道」と言うそうです。圓徳院の拝観料は500円です。高台寺と掌美術館の共通券は900円だそうですが、今回は圓徳院だけ拝観しました。 まず、入るとすぐにつわぶきが出迎えてくれました。緑の苔に黄色いつわぶきが映えます。とても上品で、でも良く見るととっても可愛いお花です。 秀吉の好んだ手水鉢なんかも置いてありました。長谷川等伯の襖絵も拝見しました。 ここには、お庭が2ヶ所あり、南庭は、白砂の綺麗な小さなお庭です。そして、メインが北庭です。石庭なんですが、ここの石は伏見城から運んだ物です。お城にあったのをそのまま再現してるそうですが、お城ではお水が入っていましたが、ここでは、枯山水になっています。 このお庭の端に茶室があるんですが、普段は非公開なんですが、今年高台寺創建400年を記念して特別に住職の計らいで、このお茶室でお抹茶を頂けると言う事で、頂く事にしました。お菓子付きで500円でした。お菓子は秀吉にちなんで小豆の千成瓢箪でした。ちゃんとにじり口から入ったんですよ。お手前は拝見出来ませんでしたが。本物のお茶室で本格的にお茶を頂くのは、何十年振りでしょうか。とても心が落ち着きました。 何と言っても、紅葉前ですので、外は人通りが多くても中は人が少なく静かです。じっくりとお庭の写真を撮れたのが、最高に良かったです。 圓徳院の入り口です。 意外に可愛いつわぶきです。 白砂の南庭です。 北庭にあるお茶室です。 石庭の北庭です。伏見城から運んだ石です。 誰もいなくなった時に撮影しました。 PR |
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コメント |
圓徳院は観光客の多い清水界隈でも比較的訪れる人が少なくて穴場的存在ですね。
高台寺と共に毎年趣向を凝らしたライトアップがされていて、それが楽しみでお参りしたりもします。 しかし、京阪四条駅からは相当な距離がありますよね。 さすが、日頃鍛えた健脚ですね。 特別公開の茶室でお抹茶がいただけるとあっては、私も行ってみたいですね。 |
やっぱり穴場なんでしょうね。外は結構な人なのに、境内は少なかったので良かったです。とは言え、紅葉するとすごい人になるんでしょうね。多分、今回の様な写真は絶対に無理でしょうね。
ここだけの話ですが、受付の方がめちゃめちゃ美人でしたよ!ほんと、女優さんかなと言う位綺麗でしたね。中の案内の方やお茶を立てて下さった方とかも皆さん上品な方ばかりでした。 駅から歩いて20分以上でしょうか。キョロキョロしながら歩いてるので、楽しいです。次は、人ごみ覚悟で、紅葉の頃に高台寺に行きたいですね。 |
「つわぶき」と聞いて一番に食べる蕗の事を思った自分が恥ずかしい(^^♪
可愛い花ですねえ。菊よりも花びらが少ない感じですね。でも、もしかして茎の所は食用にもなるんでしたっけ? 枯山水の白砂の模様はどうやって作るのだろうといつも思います。いつ見ても綺麗ですよね。 石庭の北庭は伏見城から運んだという石がこの庭を演出してるような気がします。 かたちゃんは以前茶道をされてたとおっしゃってましたが、 ちゃんとしたお茶室でお抹茶を頂けたなんて羨ましいです。最高の贅沢ですね。 【2006/11/0815:29】||晴香#9859db6f6d[ 編集する? ]
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良くご存知ですね。茎の所は皮をむいて、佃煮にしたりするそうです。九州では良くお料理されるそうです。調べたら、結構いろいろレシピが出て来ました。
京都のお寺の枯山水はどこも素敵ですよね。今まで白砂の静かな感じの枯山水が好きでしたが、最近は荒々しい海や波を表現している岩の枯山水も素敵だなあと思えるようになって来ました。 お茶室での本格的なお茶席は本当に良かったです。ラッキーでした。特ににじり口から入るあの感覚は日本独特の物で素晴らしいですよね。 |
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