2006 10,19 01:15 |
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10/17(火)興福寺南円堂で「大般若経転読法要(だいはんにゃぎょうてんどくほうよう)」が13時からあるとの事で、何も分からずとりあえず、行って参りました。どこの局か分かりませんが、テレビカメラが撮影していました。興福寺は今、各お堂で、国宝の特別公開がされていますので、たくさんの人出です。この日は、普段非公開の南円堂が開扉されてました。
南円堂の建物の写真を撮ってるとふと目に付いた物がありました。右近の橘です。以前、白い可愛いお花が咲いているのを見つけた事がありましたが、今日は、とっても大きな実をたくさん付けていました。ずっと昔からある木がこうして今年もまた実を付けるのは、とても素晴らしい事ですし、平和だなあと思います。以前の橘のお花の記事はこちらです。 さて、興福寺を後にして、東大寺に行きました。南大門の「大華厳寺」の額を見て来ました。今はちょっと違和感がありますが、そのうち馴染んで来るでしょうね。こんな風に昔の資料をもとに再現したり、復元したりするのは、とても良い事だと思います。きっとこれからは、あの額があるのが当たり前になるんですよね。 その後、鐘楼に行きました。東大寺には、大きな鐘楼があります。場所は大仏殿と二月堂の間あたりです。その鐘楼のすぐそばに俊乗堂(しゅんじょうどう)があります。今、ここでは、無料で重源上人の坐像が公開されています。普段、非公開の物がこうして、無料で拝観出来るのは、有り難い事ですね。でも、俊乗堂なんて、まったく気付きませんでした。いつも素通りしていました。その前には行基堂もありました。ここも非公開ですが、お寺の方が掃除をされていましたね。 今度は、大仏殿の方へ行き、鏡池越しに大仏殿を写しました。かなり紅葉して来ていますね。ナンキンハゼも少しずつ赤くなって来ています。 鹿さん達ですが、3頭だけ、角が伸びてるのを見つけました。そのうち2頭は小さい短い角でしたが、1頭はすごい大きな鹿で角も立派でしたので、ちょっと心配ですね。先生が遠足の生徒達に角のある鹿には近寄らないように、からかわないようにと注意されていました。 実際、この日、オス同士の喧嘩を目撃しました。鹿の角切り行事の時に会場で見たあの喧嘩と同じです。角はもう切られていましたが、頭をぶつけ合って、争ってました。やはり、野生なんですね。 そんな中、かわいい鹿さん同士のやりとりを見つけましたので、写真でご覧下さい。 南円堂の横にある右近の橘 下の写真はそのアップです。 南大門にかけられた「大華厳寺」の額 下の写真はそのアップです。 (上)東大寺の鐘楼 (下)俊乗堂 鏡池越しの大仏殿 少し赤くなって来たナンキンハゼ 内緒話してる鹿さん見っけ! PR |
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コメント |
南円堂の公開、今年は平日だったので拝観はできませんでしたが、昨年中に入らせていただきました。
ご本尊は東大寺の法華堂と同じく「不空絹索観音」でしたが、違いは座像であったことかな…。 素晴らしかったです。 東大寺の鐘楼は、木組み部分が国宝だったですかね…。 鏡池周辺は紅葉の始まりですか。 日が暮れるのも早くなって、足早に秋が深まっていますね。 |
右近の橘というとおひなさまを思い出しますね。こうやって毎年実をつけて
参拝者をお迎えしてるのでしょう。 いつもは気付かないお堂にも目を留める事が出来たそうでが、毎回行くたびに 新しいものを発見する事があるから新鮮な気持ちになるでしょうね。 鏡池越しの大仏殿の写真が紅葉と合わせてとっても綺麗。秋だなあと感じられる風景です。 内緒話をしてる鹿さん、ほのぼのとしていますね。実はね以前奈良公園に行った時に お弁当を食べようとしたら鹿さんが「ちょうだいよ~」っていう感じで寄って来たんです。 でも私達はその時はちょっとドキドキして拒否(笑)したら切られた角の所でチョンチョンとされたんです。 子供はちょっとビックリしてましたが私はいい経験をしたなあと思いました!(^^)! 角が切られててよかったですが、仲々出来ない体験でした(^^♪ 【2006/10/1909:16】||晴香#9859db6f6d[ 編集する? ]
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本当にいろいろとお詳しいので感心しております。興福寺にしても東大寺にしても奥が深いですし、もっともっと勉強していろんな事を知って行きたいと思っています。
今年は奈良公園の紅葉に注目して行こうと思っています。公園内でも場所により、また種類により紅葉の時期が違いますので、その辺もお伝え出来たらと思っております。 |
南円堂の右近の橘、左近の桜ではなく藤。いかにも興福寺と言う感じです。奈良公園もこれからどんどん紅葉して行きますので、奈良公園らしいシチュエーションでの紅葉を撮影したいですね。
そうそう、お弁当を食べに来るんですよね。うちは七五三の時、晴れ着の鮮やかさに目がひかれたのか、鹿が娘をお追いかけて来たと言う面白いエピソードがあります。親は楽しい思い出ですが、娘は怖かったでしょうね。 |
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