2006 10,15 00:00 |
|
先日、秋明菊を見れるお寺を探しましたら、善峯寺(よしみねでら)と言うのが見つかりました。初めて聞く名前ですし、京都のかなり不便な所です。ちょっと躊躇したんですが、何と秋明菊が5000本もあると言うのです。これは行かねば!と言う事で、行って参りました。
まず、JR奈良からみやこ路快速で京都まで行き、そこから東海道本線で、大阪方面行きの普通電車に乗り、2駅目の「向日町」で下車。ここまで行くのにたっぷり1時間はかかりました。ま、ここまでは良いのですが、ここからです。1日に数本しかないバスに乗ります。もちろん、時間は調べて行きました。ところが、JRのみやこ路快速が濃霧の為、徐行運転して到着が遅れたのです。その結果、バスにも乗れませんでした。 さあ、大変です。次のバスは2時間後です。ちょうどお昼でしたので、どこかでご飯を食べて時間を潰そうと思ったのですが、どこにも店がありません。後で分かったのですが、少し行けば阪急の駅があるんですが、そこだったら、いろいろお店があったようです。 今更、家に引き返すのも嫌だし、行き先変更すると言っても、どこへ行けば良いか分かりません。JRの駅員さんに事情を話し、その直通バス以外にバスがないか調べてもらいました。バスは阪急バスなので、そんなに詳しくないようですが、途中まで行くバスがあるとの事で、そこからお寺まで歩く事にしました。その駅員さんは15分位歩けば良いとおっしゃったので楽勝だと思い、それに決定しました。 本来直通バスだと乗車時間は30分です。急遽乗車したバスは20分ほどでした。そこから歩き出したのですが、一向に着きません。結局1時間歩いてやっと到着しました。ちょうどお昼過ぎで、日陰が全くなく、炎天下を1時間歩きました。綺麗な景色を見る余裕なんてありませんでした。ひたすら山道を登りました。もうずっと5000本の秋明菊の事だけ考えて歩き続けました。 そして、やっと到着しました。拝観料は400円です。受け付けの方が、「秋明菊が今満開ですよ。」とおっしゃってました。もし、満開じゃなかったら、私切れますよ!りっぱな山門を通ると八重と一重のピンクの秋明菊が咲いていました。階段を上ると観音堂がありました。ここのそばには、白い一重の秋明菊の群生が咲いていました。観音堂を借景にした白い秋明菊がとっても素敵でした。もうここら辺で、すっかり元気になって来ました。 この善峯寺は境内の敷地が3万坪もあるんです。ですから、一周するのにかなりの時間がかかります。普通は40分位だそうですが、写真を撮りながらだと1時間はたっぷりかかるでしょうね。本当に広いんですよ。一応、パンフレットに書いてある順序通りに歩いて行きました。 観音堂の次は、ごま堂です。ここにも綺麗な白い秋明菊が咲いて良い感じです。その後は多宝塔です。これもなかなか素敵な塔で、私は結構気に入りました。この後、開山堂や釈迦堂等があり、奥の院薬師堂へと続きます。この薬師堂への階段の所にも綺麗な八重のピンクの秋明菊が咲いていました。その後、お庭の池がありまして、ここもピンクや白の秋明菊が満開です。この他にも境内のあちこちに秋明菊が咲いていて、もう大満足しました。 写真のアップの容量の関係で②へ続きます。 善峯寺の山門です。 多宝塔です。 観音堂と白い秋明菊です。 蓮華寿院庭の池に咲く秋明菊です。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |