2006 10,12 00:00 |
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昨日はせっかく主人がお休みだったんですが、あいにく奈良は朝から雨でした。それで、仕方なく、午後から傘を差して、奈良公園をブラブラしました。
それでも、一応目的はあったのです。珍しく主人が東大寺の三月堂の仏像を見たいと言うのです。ちょっとびっくりです。全然興味なかったはずなのに。 雨の中、三月堂へ向いました。正式名称は法華堂(ほっけどう)です。拝観料は500円です。東大寺と言えば、大仏殿の大仏様があまりにも有名ですが、実は三月堂にも、国宝の仏像がわんさかあるのです。なのに、私達は前だけいつも素通りだったのです。それで、初めて拝観したのですが、本当に素晴らしかったです。予め、少しだけですが、勉強して行きましたので、よりその素晴らしさが感じられました。 さて、雨の奈良公園ですが、平日にも関わらず、たくさんの観光客で一杯でした。一般客はほとんど見かけませんでしたが、修学旅行生、遠足、団体ツアーと物凄い人でした。 そんな中、いつもの様に奈良公園をしっかりと観察して来ました。まず、木々の葉が少しずつですが、紅くなって来ていますね。そして、鹿達は大半はこげ茶の冬毛に生え変わっていました。そして、オスはほとんどが角を切られていましたが、中にはまだ伸びたままの勇ましいのもいました。 以前ご紹介したみどり池は雨の日は本当に美しいんです。何故か雨の日はあの水面の翠がより一層綺麗に見えるんです。 そして、東大寺では、重源上人没後800年の法要が14日から16日まであり、それに合わせて、かつて南大門に「大華厳寺」と書かれた額があったとされ、それを復元する事になったそうです。その設置をちょうどしていました。良く見ると「大華厳寺」と言う文字が見えると思います。その除幕式が13日にあるそうです。 雨の日でも奈良公園をウロウロしてると色々な発見があって、本当に勉強になります。 雨の三月堂とその前の石の階段 東大寺境内の紅葉と百日紅のコラボ 角切り後の鹿とその前の鹿 みどり池を泳ぐ2羽のカモ 南大門に「大華厳寺」の額を取り付けてる所 PR |
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コメント |
仏様の顔を拝むのは心が落ち着くものですよね。いつも穏やかなお顔をしていますから。
奈良公園ではまだ伸びたままの鹿もいるという事はあの儀式では 全ての鹿の角切りをする訳ではないのですか? 角を切られた鹿が寂しそうに見えるのは私だけでしょうか(^^♪ みどり池は呼び方の変化もありますが、水面がいつも翠色なので みどり池と呼ばれてるんでしたよね(こちらのブログで調べました) 本当に緑が綺麗に写ってますね。その中をすいすいと泳いでいるカモも気持ちよさそう~。 紅葉と百日紅のコラボが本当に秋らしくて綺麗。でも私は白川ダムの 秋っぽい風景の写真が一番好きかな(^^♪ この写真は見れば見るほど素晴らしい!私のツボにはまった写真です。(素人の私が言うのも何ですが) 【2006/10/1210:15】||晴香#9859db6f6d[ 編集する? ]
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鹿の角は多分、最終的には全部切られると思うのですが、何せすごい数ですからねえ。たまたま足を骨折してる鹿を見ました。大丈夫かなあと心配してるんですが、主人が公園内だから大丈夫やと言ってました。そうですよね。
みどり池だけは本当に雨の日のお楽しみですね。何故なんでしょうか、不思議です。 素人には、晴れの時が一番写真が綺麗に撮れるので雨の日は泣かされますね。白川ダムの美しさも太陽のお陰ですね。 |
私は、「法華堂こそ東大寺の本質ではないか」と思っております。
不空絹索観音像を始めとして素晴らしい仏像が並んでいますよね。 あそこに入ると何時間でも居られる、いや居たいという気持ちになります。 南大門の額、今度東大寺へ行った折には注意して見ることにします。 来週、正倉院展ですね。 |
以前、がんさんは法華堂がお好きだとおっしゃってましたよね。その意味がよーく分かりました。一つのお堂の中に、優しいお顔の観音様がいらっしゃるかと思えば、怖い顔の仁王様もおられる。もう国宝がズラリと並んでいるんですものね。その凄さに圧倒されました。
特に不空絹索観音像の王冠は世界三大王冠の一つだそうですし、ほとんどの像が木像や銅像ではなく、布で出来ているというのも驚きです。本当に知れば知る程、奥が深いですよね。 正倉院展も楽しみですね。 |
正倉院展は10月24日から11月12日まででした。
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ご丁寧にありがとうございます。私もうっかりしていました。昨日も国立博物館の前を通ったのですが、もう看板が「正倉院展」に変わっていましたので、もうすぐだと思ってました。もう少し先ですね。
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