2006 10,04 00:00 |
|
久し振りに奈良公園の様子をお伝えします。
浮雲園地と春日野園地付近を散歩しました。もう百日紅はほとんど終わりかけですね。木々の葉っぱが少しずつ色付いて来ています。空も高いです。 そして、鹿さんは薄茶色に白い斑点の夏毛から、こげ茶のフサフサの冬毛に変わっているのも数頭いました。 写真の鹿さんはもうすでに角が切られています。鹿の角切りの行事はまだのようですが、もう先に切られたようですね。あの鹿にりっぱな角があれば、ものすごく絵になるんですけどねえ。残念です。でも、観光客に危害を加えないようにと言う事で切られるのですから、仕方ないですよね。 実際、写真を良くご覧下さい。首の所にたてがみが伸びてますよね。あれは発情期のオスだけに見られるんだそうです。だから、角がなくて良かったです。もし角があったら、お気楽に写真なんて撮ってられないかもしれませんよね。 私、発情してる鹿を見た事あるんです。木の幹にすごい勢いで、首をこすり付けているんですよ。最初、首がかゆいのかなあと思ってたんですが、それが発情期の行動の一つなんだそうです。その鹿はすっごく大きくて、まだ夏なのに、もうすでに冬毛になっていて、時間は夕方遅くて、私一人だったので、ちょっと怖かったです。その鹿も角はすでに切られていました。ちゃんと公園事務所の方とか愛護協会の方達が管理して下さってるんでしょうね。 それから、春日野園地で鹿が一列に並んで一斉に草を食べながら前進している光景を見ました。何となくかたまってる光景はあちこちで見ますが、こんな風に綺麗に横一列に並んで一斉に草を食べてるのは初めて見ました。以前、縦一列に並んで道路を横断しているのを見た時以来の感動です。 奈良公園でちょっと小さな秋を見つけた一日でした。これからの季節の変化が楽しみです。 ※撮影は9/29の夕方です。 秋らしい光景になりつつあります。春日野園地 向こうは若草山です。 冬毛になった勇ましいオス鹿さん。 一列に並んでお食事中の鹿達 向こうは御蓋(みかさ)山です。 階段を降りようとしたら鹿さんが・・・。踏んじゃいそうです。 無事に避けて降りたのに知らん顔の鹿さん。 PR |
|
コメント |
謎がやっと解けました。以前、こちらで鹿の角切り行事が10月だと書かれてましたよね。
私が昔奈良公園に行ったのは8月か9月頃だと思うんですが もう角はなかったんです。角切り行事の前に切られる事もあるって事ですね。 私は、たてがみの伸びてる鹿は始めて見ました。そして黒っぽい鹿も初めてです。 それにしても階段の真下に陣取ってる鹿さん。そして側を通っても 知らん顔の鹿さん、人慣れしてるのかな。 ホッとしたような物足りないような気持ちですよね(^^♪ 皆横に一列に並んでのお食事風景も何かほのぼのします。 【2006/10/0410:02】||晴香#9859db6f6d[ 編集する? ]
|
通勤途中でも、真っ赤に色付いたナンキンハゼやナンテンの葉や、ハナミズキなどの実を見ると、日一日と秋が深まっているのを感じますね。
もう完全に冬毛になった鹿もいるのですね。 モップみたいになるやつもいますが、あれは「たてがみ」なんですね…。 三段になっているので若草山を「三笠山」と呼ぶこともあるそうですが、こちらは「御蓋山」。 紛らわしいですが、別物ですよね。 毎年、紅葉狩りは京都にばかり行っておりましたが、ことしは奈良も見てみたいと思っております。 |
奈良に20年以上住んでいますが、正直鹿には興味ありませんでした。こんなに鹿を観察して調べたのは初めてです。ブログのお陰ですね。本当にただ見るだけじゃなく、いろいろ調べたら面白いです。
謎が解けて良かったです。あの時は即答出来なくて、すみませんでした。少しずつ勉強して行こうと思っていますので、また何か学んだら、ご報告したいと思っています。 |
さすが、がんさん良くご存知ですね。若草山は昔三笠山と呼ばれていました。でも三笠宮と同じ名前なので、失礼になるからと言う事で若草山に変えたと言うのを聞いた事があります。
御蓋山は春日山の一部で、春日山の前にある小さなこんもりとした山です。普通はほとんど春日山と同化していますので、見分けが付きませんが、このように場所によってははっきりと見える事もあります。うちのマンションからも普段は見えませんが、モヤがかかるとポッカリと浮かびあがるんですよ。この事は地元の人間でもあまり知られていません。私も最近知りました。 |
鹿による事故もあるのですか
|
鹿が交通事故に合う事は頻繁にありますが、鹿が原因の事故、例えば人に危害を加えると言うのは、今の所、聞いた事はありません。多分、ほとんどないと信じています。
|
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |