2009 07,28 00:00 |
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7/25(土)の続きです。
春日荷茶屋に着いた頃、突然のスコール。 食事をしながら雨が止むのを待ちました。 やっと雨が止み、次女が奈良市写真美術館に行きたいと言うので、 高畑へ向かいました。 今、入江氏の唐招提寺の写真展と星の写真展が開催中です。 彼女はその星の写真が見たいそうです。 私は、まさに数時間前に唐招提寺に行って来たばかりなので、 その写真を見るのも面白いかなあと思い行く事にしました。 ささやきの小径を歩きました。 雨上がりで、かたつむりがそろりそろりと木を登っています。 そして、歩いてる間、ずーっとヒグラシが鳴いていました。 きっと夕方と間違えてるんでしょうね。 ヒグラシのBGMを聞きながら、ささやきの小径を歩くのも なかなか良いものです。 6秒間ですので、良かったら音源をonにしてご覧下さい。 民家の塀の下に小さな鳥居が。 娘はこれの意味が分からず、何でこんな所にこんな可愛い鳥居があるのか、 すごい不思議に思ったらしく、必死で写真に撮ってました。 もちろん、説明しましたが、驚いていました。 写真美術館で星を撮影されたカメラマンがいらして、 今持ってるカメラでの星の写真の撮り方を教えて下さいました。 蛍の撮影と全く同じ方法でした。 コンパクトカメラ(canonのixy)を持ってたのですが、 ISO400で長時間露光の最長15秒で、三脚で撮影します。 いつか、チャレンジしてみたいと思います。 その後、志賀直哉邸のちょうど目の前の茶店でお茶しました。 杉幸園(さんこうえん)と言うお店で、店内は広いお庭があって、 とてもくつろげる場所です。 お菓子セット これに飲み物が付きます。 その後、奈良公園をウロウロしてたら、いろんな鹿を目撃。 落ち葉の山に埋もれてる休んでる鹿さん。枯葉のクッションは気持ち良さそう。 そして、幸運の白い鹿を発見。 真っ白じゃなくて、ちょっと薄茶色と言うかグレーみたいです。 ウサギみたいな毛並みです。 白い鹿は今までにも何頭かいたそうですが、皆観光客に追いかけられて、 交通事故にあったり、ストレスで病気になったりしたそうなので、 見つけてもそっと見守ってあげて下さいね。 私達も遠くから望遠で撮影しました。 場所はシークレットです。 実は白い鹿には、思い出があります。 私が幼稚園か小学校位の時です。 親戚のおばちゃんに奈良公園に鹿を見に行こうと連れて行ってもらいました。 白い鹿がいるけど、それを見たら、幸せになれるよと教えてくれたので、 私は一生懸命探しました。 でも、歩いても歩いても見つかりません。 もうおばちゃんが帰ろうと言うので、仕方なく帰りました。 まだ、小さくて、そんなに歩けないのに、 クタクタになるまで歩いたのを今でもはっきりと覚えています。 あれから45年位経って、ついにその白い鹿を見つけました。 次女に「白い鹿を見たから、幸せになれるで」と言うと 「今でも十分に幸せやけど」と返されました。 なんか、すごく嬉しかったですね。 私なんて、いつも不平不満ばかり言ってましたのに。 「でも、見れて良かったやん。」と言うと 「お母さんが見つけたんやから、この幸せはお母さんのもんやん。」と言われました。 良く出来た娘を持って本当に幸せです。 白い鹿や双頭蓮より、私を幸せにしてくれるのは、うちの家族なのかもしれませんね。 PR |
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コメント |
白鹿は伝説の中だけなのかと思っていたらホントにいるんですね…。
しかし、その珍しさ故に愚かな人に追いかけられて長生きできないのは可哀相な話です。 写真美術館の展覧会には私も行ってみたいと思ってました。 あと、あんず舎さんで行われているツジタカコさんの作品展も見てみたいんですよね。 しかし、暑さにバテている母が出たがらなくて…。 |
話には聞いていても実際に見るとやっぱり興奮しちゃいますね。
でも、そこは、ぐっと抑えて、そっと写真を撮りました。 あの白い鹿さんが平穏に暮らせる事を願いたいですね。 入江氏の唐招提寺の写真はなかなか良かったですよ。 見方が変わったと言うか、ますますすごいお寺だなあと感心しました。 この暑さは本当にツライですよね。 お母様の体調が一番ですからね。 【2009/07/2811:53】||管理人#99bca15b6f[ 編集する? ]
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>次女に「白い鹿を見たから、幸せになれるで」と言うと 「今でも十分に幸せやけど」と返されました いい話ですね^^ |
ありがとうございます。
こんな風に娘が思ってくれてるなんて、母親として本当に嬉しいです。 こいう言葉がすっと出て来る娘もすごいなあと思います。 【2009/07/2922:53】||管理人#99bca15b6f[ 編集する? ]
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